環境土木科からのお知らせ

環境土木科より

(環境土木)令和6年度第一回体験入学

10月15日は第一回体験入学が行われました。その様子をお伝えします。在校の2年生が実習内容の説明を行いました。

実習テーマは「測量機器の操作をしてみよう」「コンクリートの強さを調べてみよう」「流れる水の量を量ろう」の3つです。

最初に測量の様子を紹介いたします。

レベルとセオドライトの据え付けを行いました。

器械による値の読取り方を学びました。

中学生は真剣に取り組んでいました。

 

次にコンクリート平板の製作と圧縮強度試験です。こちらは午前と午後2班に分かれて行いました。

コンクリートの練混ぜを行いました。

練り終えたコンクリートを型枠に入れ、締固めを行いました。

生徒は真剣に楽しそうに行っていました。

 

次にコンクリート圧縮強度試験を行いました。

圧縮強度試験を行い、どのくらいの力に耐えられるか計算し理解していました。

 

3つ目の体験は流量の計測をしました。

最初に各測定機器の空気を抜く調整を行いました。

流れる水の量(流量)の測定機器の正確さを知るために、実際に一定水量流れる時間を計りました。

また、そのために台ばかりの操作方法を学びました。

流量を量るため各測定機器をそれぞれ読み取りました。

計算で流量を求めるのに大変難しい計算を行いました。

 

各体験では最後に学科の紹介を行いました。

今回の体験入学が、進路選択の一助になれば幸いです。

 

 

 

 

 

(環境土木)帯広開発建設部主催2年生現場見学会

9月24日に帯広開発建設部様主催による現場見学会を行いました。その様子をお伝えします。

 

最初に十勝川改修工事の内 川西築堤堤防保護工事の現場見学を行いました。

築堤堤防保護工事とは、堤防に沿った高水敷(普段はグラウンドや公園として利用されている河川敷)にブロックを敷設し、洪水流による高水敷の洗堀を防止する工事のことです。また堤防決壊までの避難時間を少しでも引き延ばすため天端(堤防の一番高い部分)を舗装し、堤防の強化を図ります。

次に帯広広尾自動車道大樹町大樹道路改良工事の現場見学を行いました。

今回の見学は道道大樹清水線等を帯広広尾自動車道下部に通過させるため、ボックスカルバートを用いる工事を行っている現場です。

詳しい説明は、帯広道路事務所に配属されている今春卒業の2名の先輩が中心となり行っていただきました。

最後に国土交通省緊急災害派遣隊の特殊車両を見学させていただきました。

国土交通省北海道開発局帯広開発建設部様、萩原建設工業株式会社様、宮坂建設工業株式会社様、貴重な見学をさせていただきありがとうございました。今回の見学会を今後の学習活動にいかすよう努めます。

 

 

 

(環境土木)1年生現場見学会

9月19日、環境土木科1年生は帯広建設業協会様のご案内で十勝橋架換工事と排水機場下部工事の現場見学会に行ってきました。

出発前、1日お世話になる帯広建設業協会の方たちにご挨拶をさせていただきました。

十勝橋架換の現場に到着した様子です。工事現場所長から詳しくご説明をいただいているところです。

 

この写真はNHKの方が見学会に来ている私たちを取材している様子です。

やじろべえ工法とも呼ばれる張り出し架設工法で造られており、初めてみる壮大な工事現場に生徒は圧倒されていました。

集合写真を撮っていただきました。立派な横断幕をありがとうございます。

次に上統内排水機場下部工事の現場に到着し、詳しくご説明をいただいているところです。

現場ではコンクリートを流し込む前段階の配筋の様子を見学しました。

 この写真は杭基礎と呼ばれるものです。

見学後の質疑応答では積極的に手が上がりました。

対応してくださったのは帯工環境土木科卒業の先輩です。

学校への帰着後、1日お世話になりました帯広建設業協会の皆様に感謝の言葉を伝えました。

誠にありがとうございました。終了後、本校近所の公園での昼食の様子です。