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電気科

 昔は、電気が自由に使えなかったので、今のような文化的な生活ではありませんでした。電気は文化的な生活を送るためには必要不可欠なものです。寒いときには暖房(電熱)をし、暗いときは明かり(電灯)をつけ、重いものがあればモーター(動力)で動かし、教養・娯楽にはラジオ・テレビ(通信)をつけます。もちろん、コンピュータを中心とした自動制御機器も電気技術を応用したものです。
 これらの電気の基礎的な知識と技術・技能を身につけることを目標としています。

授業内容

1年目
 電気の基礎を中心に実習します。
2年目
 基礎的な分野からさらに深く実習します。
3年目
 応用実習をし課題研究では自ら課題を決め取り組みます。

 

 

 

科目 学習内容

工業技術基礎

実習

工業技術の基礎を身に付け、実際に実験実習機器類を使用して、電気現象の観察、電圧・電流などの測定をしたり、パソコンの操作や制御・電気工作・工事等を通して、体験的に電気を理解します。
課題研究 各自、興味関心のあるテーマを選択し、調査・製作を行います。
製図 製図一般の基礎的事項を身につけるとともに、電気機器の製作図や設計、電気設備の配線・接続図を描きます。
工業数理基礎 具体的な事柄を数理的に、実際的に処理する基礎的な力を養います。
情報技術基礎 社会のあらゆる分野で利用されているコンピュータの役割を理解し、コンピュータのハードウエア・ソフトウエアに関する基礎的な知識と技術を学びます。
電気基礎 直流回路、静電気、磁気そして交流回路などの基本的な現象や性質、さらに諸量の計算の仕方について学習します。
電気機器 モーターや発電機、変圧器などの電気機械について学習します。
電力技術 電気の発電・送電・配電について学習し、照明や電熱、化学工業、電気鉄道などの仕組みや利用について学習します。
電子技術 主に電子現象や働き・応用などについて学び、トランジスタやIC、コンピュータのしくみなどについて学習します。半導体の学習もしています。
通信技術 電波の性質やアンテナ、無線通信の方法について学びます。
キャリア教育への取組

 電気科では、各種資格試験への挑戦、現場見学、二年次でのインターンシップを通してキャリア教育を行っています。

検定・資格 取得可能な資格
計算技術検定 全国工業高等学校長協会
危険物取扱者 消防試験研究センター
第1種電気工事士 経済産業省
第2種電気工事士 経済産業省
品質管理検定3級 日本規格協会
品質管理検定4級 日本規格協会
2級電気工事施工管理技術検定 国土交通省
二級ボイラー技士 厚生労働省
消防設備士 消防試験研究センター
第1種陸上特殊無線技士 総務省
卒業後得られる資格

第2級陸上特殊無線技士

(卒業時に申請し取得可能)

総務省

第3種電気主任技術者

(卒業後実務経験3年で申請取得可能)

経済産業省
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