環境土木科からのお知らせ

環境土木科より

(環境土木)課題研究伊豆倉組班の取組紹介

今回は、課題研究伊豆倉組班の取組の様子をお伝えします。

初めに校地内の補修・修繕が必要な箇所を探索しました。

テニスコート横出入り口の階段が破損しており、通行に不便なので、この場所に決定しました。

施工現場の測量を行い、その後CADを用いて図面の作成を行いました。

図面完成後は、実際に施工を行いました。

破損した階段を撤去し、測量後、L型ブロックを敷設しました。その後インターロッキングを並べ、砂目地を施して完成しました。

ご覧のように大変満足のいく階段が出来上がりました。株式会社伊豆倉組様大変ありがとうございました。

 

 

(環境土木)課題研究建設コンサルタント班の取組紹介

今回は課題研究建設コンサルタント班の取組の様子を紹介いたします。

建設コンサルタント班では、コンサルタントの業務を深く理解するため「調査計測・環境・維持管理」の3分野に分けて体験学習を行いました。

「調査・計測」の仕事として、ボートに乗り流速計を用いた流量測定と最新の方法であるラジコンボートを用いた流速、・流向・水深を同時に計測する流量測定を体験しました。

 

河川の工事前の護岸の状態と工事完成後の状態を比較するためにUAV(ドローン)による撮影を行い映像を比較しました。

次に「環境」では学校周辺の機関庫川と売買川で水質調査、水生生物調査を行い、水質や水生生物の種類や生育状況、個体数の差を比較をすることで同じような川でもそれぞれ生態系に違いがあることを学べました。

最後に「維持管理」の仕事として、帯広排水機場にて目視による点検方法や機器を用いた強度、配筋状況、ひび割れ、浮き・剥離などの測定を行いました。

 建設コンサルタントの仕事は多岐にわたること、とても重要な業務であることを実感できました。建設コンサルタント班のメンバーは今後の自分たちの仕事をイメージすることができました。株式会社北開水工コンサルタント様ありがとうございました。

 

 

(環境土木)2年生建設産業3者説明会

12月10日に2年生対象の官公庁、建設コンサルタント、施工会社による建設産業3者説明会が行われました。その様子をお伝えします。

最初に官公庁の説明が行われました。発注業務など官公庁が果たす役割をご説明いただきました。

計画がどのようになされ、どのような効果があったかの検証を行うことが理解できました。

次に建設コンサルタントの調査や設計の業務についてご説明をいただきました。

工業高校前の道路がどのようにできたかなどが特に印象深かったです。

最後は直接工事を行う施工会社の建設業に果たす役割や具体的な業務内容をご説明いただきました。

また、仕事で生かせる重要な資格についてのご説明もいただきました。 

生徒からは多くの質問がなされました。

女子の生徒に対して、女性技術者の立場からご助言をいただきました。

生徒代表より感謝の言葉を述べ、閉会いたしました。

2年生は進路実現に向けて動き始める時期となりました。

今回の説明会が、自身の進路を考える一助となれば幸いです。

 

(環境土木)帯広建設業協会と高校生との意見交換会

12月9日に帯広建設業協会と高校生との意見交換会に2年生10名が参加しました。その様子をお伝えします。

~高校生と語る「建設業の未来と魅力」~と題して行われたこの会は毎年この時期に行われています。

 

地元の建設業関係者が大勢いる中、緊張していたとは思いますが参加した生徒たちは質問や意見を積極的に発していました。

このような経験が、自分たちが将来従事する仕事についての学びを深め、高校生で学んだ土木の知識を生かす仕事に就くことにつながっていくことと思います。

帯広建設業協会様、このような建設業を理解する場を設けていただき大変ありがとうございました。

(環境土木)札幌市職員業務説明会

12月9日に札幌市職員の方が本校を訪問され、1年生の公務員希望者を対象に業務説明会が行われました。その様子をお伝えいたします。

具体的な仕事内容はもちろん、採用試験から入庁に至るまでの貴重なお話をいただきました。

次に札幌市役所に採用された本校卒業生を含む職員の方から、自身の仕事内容や公務員合格に向けた取り組みについての説明がありました。

公務員を目指す生徒には大変参考になりました。お忙しい中、貴重な時間を割いていただきありがとうございました。

 

 

(環境土木科)コンストラクション甲子園 十勝地区予選会

11月29日(土)に第4回高校生建設業クイズ選手権北海道大会「コンストラクション甲子園」十勝地区予選会が行われ、帯広工業高校の環境土木科から3年生14名の7組が出場しました。

太田、福永 チーム名「Teamアサシン」

安岡、宮尾 チーム名「超ハルハル神」

山崎、山田 チーム名「やま~~~ズ2」

寺島、立花 チーム名「ストッカー」

水野、吉田 チーム名「クロちゃんズ」

大石、八巻 チーム名「あほーず」

川瀬、鈴木 チーム名「チームつとむ」

 

 

 

筆記試験からのスタートです。

 続いて2択問題での対戦です。

 4択問題へ続いて・・・

 回答はパネルへ書き込む形式へ変わり、熱戦が展開していきますが・・・

接戦の末、帯広農業高校さんが1月24日サッポロファクトリーで行われる決勝大会に進みました。

帯広農業高校さん、決勝大会も頑張って沖縄旅行を勝ち取ってきてください!

(環境土木)下音更中学校1年生学校訪問・見学会

11月27日に下音更中学校1年生による学校訪問見学会が行われました。その様子をお伝えします。

生徒19名・先生1名のご参加をいただき、2グループに分かれて見学会を行いました。

パネルを用いて地域貢献活動や環境調査、環境保護活動を紹介しました。

続いて、動画による学科の紹介をさせていただきました。

環境工学実習室に場所を移して、コンクリートの説明と圧縮強度試験の見学を行いました。

最後に学科パンフレットを手渡して終了しました。これまで通り3年生女子3名が、説明を含むすべてを行いました。

中学1年生には、在校生自らの説明なので親近感があり、分かりやすかったのではないでしょうか。

今回の訪問が、将来の進路選択の一助になれば幸いです。

 

(環境土木)2年生環境学習 タンチョウの給餌場づくり

11月20日に2年生が生態系の保護と自然環境への関心を深めることを目的にタンチョウの給餌場設置を行いました。その様子をお伝えします。

十勝川中流部市民協働会議の方のご案内で本校より出発しました。

幕別町でタンチョウ7羽を確認できました。

給餌場づくりの場所に到着し、全員でお世話になる担当の方々にあいさつの後、道具や資材の説明を受け3班に分かれて作業開始です。

単管を、自在クランプを使い正三角形になるように組みます。

転倒しないように穴を掘り、先端を埋めます。

三角形に組んだ単管の中心にバケツを置き、デントコーンを入れます。

人工物とわからないように外側からむしろを巻きます。

完成した給餌場の前で記念撮影をしました。

最後に生徒代表より謝辞を述べ、タンチョウ給餌場づくりの環境学習を終えました。

これで今年度の環境学習はすべて終了しました。

今年度の環境学習にかかわってくださった十勝川中流部市民協働会議の皆様、大変ありがとうございました。

来年度も引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

(環境土木)更別中央中学校1年生ご訪問

11月18日、更別中央中学校の1年生が本校を見学に来てくれました。今回はその様子をお伝えします。

毎度お馴染みの環境土木科3年生女子3名は担当教諭との打合せもいつも通りに行い、あとは更別中央中学校の皆さんをお迎えするだけです。

今回は先生に引率されて23名の生徒さんたちが本校へ見学にいらしてくれました。

環境土木科3年生の女子3名はいつもの調子で明るく元気に案内役を務めてくれます。

先日の研修視察でいらしたPTAの方からも「女子生徒がカッコいい」という感想をいただきました。ありがとうございます!

以前に新聞社様に取り上げていただいた記事やYouTubeで配信した「土木女性技術者魅力発信会」の動画をご案内差し上げましたが、真剣に話を聞いてくれて嬉しかったです。

これからまだ中学校生活が続きますが、進学を検討する時期が近づいたとき帯広工業高等学校環境土木科を思い出してくれることを期待しております。また来てくださいね!

お疲れさまでした。今日もありがとう!

 

 

 

(環境土木)3年生防災学習

11月17日は十勝川中流部市民協働会議の皆様を講師としてお迎えして、3年生の防災学習が行われました。その様子をご覧ください。

まずは、実際に十勝で発生した大地震や洪水、台風について画像を交えてお話しくださいました。

「十勝川水系 地域防災システム」について、その使い方を学びました。

システムへのアクセス方法をレクチャーしていただき、洪水浸水想定深さ、避難経路、観測所の水位等の検索を演習で学びました。

 

観測所の監視カメラや雨量、雨雲の動きや豪雨レーダーも確認できます。

帯広市稲田地区連合町内会の会長である室瀬様から稲田連合町内会としての防災への取り組みについてもお話を聞かせていただきました。

最後に生徒代表がお世話になった3年間についての謝辞を述べ、防災学習が終了しました。十勝川中流部市民協働会議の皆様誠にありがとうございました。

(環境土木)環境防災学習続報

10月29日にお伝えした「生物に高めてもらおう!我々の防災意識 #底生動物#ハザードマップ#災害」吉備国際大学 農学部 海洋水産生物学科 教授 布川 雅典 氏による環境防災学習の記事が、11月5日付十勝毎日新聞および11月12日付北海道通信に掲載されましたのでお伝えします。

(環境土木)1年生職場見学会

11月11日に帯広開発建設部道路・開発5事務所との教育支援パートナーシップ協定に基づく活動の一環として1年生の職場見学会が行われました。その様子をお伝えいたします。

帯広開発建設部第2地方合同庁舎に行き、開発局の概要、各部門の概要の説明を受けました。

これは災害対策室で説明を受けている様子です。

次に帯広道路事務所に行き除雪車両の見学、災害対策用車両の見学を行いました。生徒は楽しみながらもこれらの仕事の重要性を実感していた様子でした。

最後に千代田新水路に行き、この新水路が果たす役割を学習しました。

千代田新水路は魚道が設置してあり、魚がそれを通る様子を観察しました。

最後に集合写真を撮影していただき、1日の職場見学会を終えました。

本日の見学会が1年生の進路選択の一助になることと思います。帯広開発建設部の皆様ありがとうございました。

 

 

 

(環境土木)1年生十勝川相生中島地区ワンド河川横断測量結果の取りまとめ

11月4日に1年生は十勝川相生中島地区ワンド河川横断測量結果の取りまとめを行いました。その様子をお伝えします。

最初に横断測量実習の内容を振り返りました。

次に横断野帳を計算し、地盤高と追加距離を計算しました。

野帳計算結果の距離と標高をプロットし、図面を作成しました。

CADで作成した図面を手書きで作成した図面と比較しました。

最後にアンケートを手渡されたあと、生徒代表より謝辞を述べ、実習が終了しました。

この実習は河川水位の上昇や降下の影響で、どのように地形や水域が変化するかを把握することができるため、次年度以降も継続して取り組みます。

 

 

 

(環境土木)環境防災学習

10月28日に環境土木科全学年、3クラス合同で環境防災学習が行われました。その様子をお伝えします。

「生物に高めてもらおう!我々の防災意識 #底生動物#ハザードマップ#災害」と題して

吉備国際大学 農学部 海洋水産生物学科 教授 布川 雅典 氏にご講演いただきました。

極端気象による水位上昇が底生動物群集に与える影響を考え、土地利用や河川の管理の仕方との相互作用を考える必要性の大切さを説明されていました。斜面崩壊や土石流についても説明されていました。

十勝・帯広の洪水ハザードマップなど身近な話題にも触れられていました。

最後に生徒代表より謝辞を述べ、環境防災学習を終えました。土木の視点と生物(環境)の両面から防災を考えることが大切であると実感しました。遠方よりお越しいただき、大変ありがとうございました。

 

(環境土木)芽室西中学校PTA学校訪問見学会

10月28日、芽室西中学校PTAのみなさんが学校見学にきてくださいました。

今回も案内役は環境土木科3年生女子3名です。宜しくお願いします。

 

環境土木科の案内は各新聞社様で取り上げていただいた記事をパネルにして説明を差し上げたり、本校環境土木科を卒業し、現在建設業界で活躍されている女性による技術者魅力発信会の様子や実習の様子の動画をご覧いただきました。

最後に案内役を務めた3名の生徒は各々の内定をいただいた進路先についてお話をさせていただき、環境土木科の魅力をお伝えできました。

 

ご質問もいただけてとても嬉しかったです。

是非、帯広工業高校 環境土木科をよろしくお願いいたします。

(環境土木)令和7年第2回体験入学

10月24日に第2回体験入学が行われました。その様子をお伝えします。

第1回同様、在校の2年生が説明を行いました。

材料を計量し、コンクリートの練り舟を使用して手練りでコンクリート平板を制作しました。

在校生と協力しながら行いました。

平板の型枠にコンクリートを入れ締め固めた後、ならしコテで仕上げました。

次の体験はコンクリートの圧縮強度を求める実験です。

最初に供試体直径をノギスを用いて計測し、断面積を求めます。

万能材料試験機(アムスラー)を用いて供試体が破壊した時の最大荷重を計測します。

計測結果をもとに圧縮強度を求めます。各テーブルでとても良い値が出ました。

 今回の体験が、進路選択の一助になれば幸いです。

 

(環境土木)南町中学校1年生による学校訪問見学会

10月23日南町中学校1年生が本校へ見学に来てくれました。その様子をお伝えします。

 

 

2グループに分かれて、たくさんの生徒さんが来てくれました。

 

 

見学会等ではいつも案内役を務めてくれる環境土木科3年生の女子3人です。パネルや動画、試験機を用いて環境土木科の魅力を発信してくれます。

 

 

実際に供試体を使用した試験機による圧縮強度試験の様子やコンクリート平板を手にして製品重量を体感したり、型枠の通りに出来上がるアニメキャラクターを手にしたりと関心を持ってもらえたようです。

 

 

中学1年生、高校受験までは少し先ではありますが、工業高校に興味を持っていただける機会になったなら嬉しく思います。南町中学校の生徒さんたち、また来てくださいね!

 

 

(環境土木)帯広開発建設部主催2年生現場見学会

10月16日に帯広開発建設部様主催による現場見学会を行いました。その様子をお伝えします。

午前中は十勝川直轄砂防事業の内 戸蔦別川第4号砂防堰堤外工事の見学を行いました。

砂防堰堤とは、大雨による土石流が発生した際に大きな岩や流木などを含む土砂をため、下流への被害を防ぐものです。

最初に帯広開発建設部帯広河川事務所の方から説明を受けました。

続いて工事を直接担当されている宮坂建設工業株式会社様より工事の概要説明を受けました。

建設機械バックホーのシミュレーターを体験しました。

現場近くで工事の進捗状況などを説明していただきました。

中札内道の駅で昼食でした。

午後は同じく宮坂建設工業株式会社様のリュウ川橋 橋梁下部工事の見学をさせていただきました。

橋梁下部工事とは、上部構造物(橋げたなど)を支える橋台や橋脚などの工事です。

大型ジブクレーンの操縦も体験しました。

帰校後、生徒代表より謝辞を述べ見学会を終えました。国土交通省北海道開発建設部様、宮坂建設工業株式会社様、貴重な見学会をさせていただきありがとうございました。今後の学習活動にいかすよう努めます。

 

(環境土木)令和7年度最後の実習

10月14日、環境土木科の外で行う実習は1年生のセオドライト据え付けの実習を最後に今年度は終了しました。

実習開始前、来年度のものづくり大会の測量部門に選抜されている3名はみんなより先にセオドライトの取り扱いの指導を受けているため、この日の実習は彼らがファシリテーターとして活躍してくれました。

大会に臨むため、連日早朝から練習を重ねている3人の説明は力強く自信が感じられる頼もしい姿でした。

3人の説明を受け、いよいよ全員が据え付け作業の開始です。

先日まで扱っていた器械(レベル)に比べ操作手順が多いので困惑する場面があります。

当然、同じ班員からの指摘も入ります。

終盤には取り扱いに慣れてきた様子が見られました。

セオドライトの取り扱いは今回が初めてでしたが、外での実習も今回が今年度の最後の日でしたので、次回の実習まで時間が空いてしまいます。どうか復習をして次回に臨んでほしいものです。