環境土木科からのお知らせ

環境土木科より

(環境土木科)令和7年度水文観測講習会

水位観測データは河川の防災や利水計画に欠かせない基礎情報であり、その重要性を学ぶため環境土木科3年生は9月8日に水文観測の講習会を受講しました。

 

帯広開発建設部様と株式会社北開水工コンサルタント様からご挨拶と流量観測実習のご説明をいただきスタートしました。

   

流量観測について40分程度の事前説明を受けたあとは、いよいよ現場に向けて出発します。

 

売買川左岸に到着し、実習開始です。

  

  

上の写真は測量機器を用いて低水流量観測の計算に必要な情報を計測しています。

 

上の写真は投下した浮子が一定区間の距離を流下するために要した時間を計り、高水流量観測の計算に必要な情報を計測しています。

 

帰校後は、観測データの計算や処理の方法を学びました。

最後に終日ご指導いただいた方々に生徒代表より感謝の気持ちをお伝えして終了しました。

充実した内容の実習を計画していただきありがとうございました。

 

(環境土木)R7中学校教員および3年生保護者説明会1

9月9日に中学校教員および3年生保護者対象説明会が行われました。担当は3年生女子3名です。

3年生の説明は機知に富むもので、今回もとても分かりやすくパネルや動画の説明を行っていました。

 

説明の後は圧縮強度試験の紹介です。保護者の方に「どのくらいの力に耐えられると思いますか?」と質問を投げかけていました。3年生女子生徒の説明は、大変インパクトがあったようです。「素晴らしい生徒さんたちですね。」とお褒めの言葉をいただきました。

保護者の皆様には進路選択の参考になったのではないかと自負しております。ご参加ありがとうございます。

 

(環境土木)令和7年度インターンシップ①

9月3日~5日にかけて行われたインターンシップの様子をお伝えします。

㈱北開水工コンサルタント様では、トータルステーションを用いた測量を行いました。

東日本冨士新道路㈱様では、マーシャル安定度試験(アスファルト混合物の配合を決定するための試験)を行いました。

㈱ズコーシャ様では、橋梁点検を行いました。

西江建設(株)様では、トータルステーションを用いた測量を行いました。

アラヤ総合設計㈱様では、GNSS(GPS)測量を行いました。

㈱土木技術コンサルタント様では、トータルステーションを用いた測量を行いました。

北海道開発局帯広開発建設部様では、多くの卒業生を含む若手技術者との懇談会が行われました。

㈱平田建設様では、種子吹き付け工用種土の体積を3Dレーザースキャナーと実測値を用いて計測比較する実習を行いました。

村上土建開発工業㈱様では、UAV(ドローン)を用いた現場記録写真の撮影を行いました。

㈱川村組様では、橋梁補修工事の現場を見学しました。

㈱山内組様では、自分で作成した名刺を用いて名刺交換時のマナーを教えていただきました。

十勝総合振興局帯広建設管理部様では、杭ナビを用いて地盤高を測定し、設計書の確認点検を行いました。

後日今回紹介しきれなかったインターンシップの様子をお伝えいたします。

 

 

 

 

(環境土木)第25回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会 測量競技部門の様子

8月4日5日の2日間、令和7年度(2025年度)第25回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会(測量部門)が本校を会場に行われました。その様子をお伝えします。

グラウンドに大きな5角形を作成し、そこで競技を行います。それぞれの学校が5角形の内角を測定し、その精度を競います。測量する外業とその値を計算する内業のふたつの競技で行います。

土木系学科の生徒が日頃の測量実習の成果を発揮するために実施される競技です。各学校は3名の代表を選出し11月に開催される全国大会出場を目標としています。この画像は据付の様子で、1分半くらいで据付ます。据付の速さ・正確さも審査の対象です。

大会結果は、北海道北見工業高等学校が最優秀となり11月に高知で行われる全国大会に出場いたします。

 

 

 

(環境土木)令和7年度第一回体験入学の様子

8月30日に令和7年度第一回体験入学が行われました。その様子をお伝えします。在校の2年生が実習内容の説明を行いました。「コンクリートの強さを調べてみよう」と「川を流れる水の量を測ってみよう」の様子をご紹介します。

まず、「コンクリートの強さを調べてみよう」の様子です。 

 

 

圧縮強度試験を行い、どのくらいの力に耐えられるか計算し理解していました。

 

次に「川を流れる水の量を測ってみよう」の様子です。

川を流れる水の量(流量)を正確に知るために、最初に浮きを使って一定距離を移動する時間を計り、流速を求めました。流量は流速に断面積をかけると求めることができます。

 

次に流速計を用いて流速を測定しました。

浮きと流速計それぞれで求まった流速を用いて、流量を求めました。流量は若干違いましたが、どうしてその違いが出るのかも学習し実習を終えました。

今回の体験入学が、進路選択の一助になれば幸いです。第二回体験入学も行われますので是非参加してください。