環境土木科より
(環境土木)3年生課題研究東日本班の成果
課題研究東日本班の様子をお伝えします。
課題研究東日本班の探求学習は、5月14日に工事を行う場所を選定しました。
グラウンドの通路に階段がなく、不自由を感じていたので、階段とスロープの作成を計画しました。
5月21日は測量を行い現況地形を把握しました。
6月はスケジュール計画、計画図面作図、使用材料計画、原価管理工程管理安全管理を行いました。インターロッキングをはずして全面スロープにする計画やグラウンド通路の水はけの悪さの改善など様々な計画を東日本冨士新道路株式会社様に提案しました。実際の工事は多くて4回しか行えないことなどから、9月24日に安全設備の敷設、10月1日に暗渠排水工、路床工、路盤工、そして10月15日の舗装工を行うという計画が7月に決定しました。
これは9月24日の準備工の様子です。
10月1日の路盤施工の様子です。
ここからは10月15日の舗装工の様子です。
これはスロープづくりです。投入したアスファルト混合物を最初にスコップで均等に分けている様子です。
次にトンボをかけて敷均しをしている様子です。
更に高温に熱したコテをかけて敷均しをしています。現場写真の撮影の方法も学んでいます。
使用したアスファルト混合物の温度が適切か計測している様子です。
敷均しを終え、タイヤローラーを用いて締固めを行っていただいています。スロープ斜面角度も現況地形をそのままに何パーセントの勾配になるかを検討し、施工しました。
階段は現地の材料と50㎝平板を使用した上で舗装し、ごらんのような形になりました。
東日本冨士新道路株式会社様のご協力により、すばらしいものができました。
課題研究東日本班生徒10名は計画立案から施工完了まで外部の方と連携して探求学習をすることができました。自分たちがこれから携わる仕事について更にイメージすることができたと思います。
東日本冨士新道路株式会社様ありがとうございました。後日他の班の成果も紹介いたします。ご期待ください。
(環境土木)2年生現場見学会
9月24日(水)、環境土木科2年生は東日本高速道路株式会社北海道支社様と株式会社ネクスコ・エンジニアリング北海道様が主催してくださった「道東自動車道4車線化工事 現場見学会」に参加させていただきました。今回はその様子をお伝えします。
AM9時00分に株式会社ネクスコ・エンジニアリング北海道の担当者様よりご挨拶をいただき
バス2台に乗り分け学校を出発しました。
始めに見学させていただいた現場は、道東自動車道狩勝第一トンネル工事です。
担当者の方より工事概要を説明していただきました。
トンネル施工には様々な重機や設備が用いられており、ひとつひとつ詳しく説明をしていただきました。
この日は日差しが強く暑い日でしたが、トンネルの中はひんやりしていました。夏場も冬場も極端な高低の温度にはならないとおっしゃってました。
現場での最後は記念撮影をしていただきました。現場で対応してくださった皆様、ありがとうございました。
お昼の休憩は新得公民館です。昼食後、東日本高速道路株式会社北海道支社の担当者様より会社概要から事業概要、技術職の仕事について、高速道路建設とその管理、これからのサービスエリア・パーキングエリアのサービス事業まで幅広く案内してくださいました。
次に移動した先は株式会社ネクスコ・エンジニアリング北海道様の事務所です。大勢の職員の方たちがお仕事をしている最中でしたが、事務所内を案内してくださいました。
所長室まで通していただきました。貴重な体験です。
こちらでは株式会社ネクスコ・エンジニアリング北海道様の会社概要をご説明いただきました。
保全点検・診断からデータ整備・解析、調査・設計、工事の施工管理、そして施設等の保全管理そして研究開発まで、保全点検という仕事が幅広く多岐にわたる業務だということを教えてくださいました。
朝から一日、現場見学会を開催してご同行くださいました東日本高速道路株式会社北海道支社様と株式会社ネクスコ・エンジニアリング北海道様に生徒代表よりご挨拶を申し上げました。この度は誠にありがとうございました。
今回の現場見学会についての記事が10月2日付十勝毎日新聞に掲載されておりますのでお伝え申し上げます。
(環境土木)1年生現場見学会
9月26日、1年生は帯広建設業協会様のご案内で上札内帯広線上札内橋架換工事(架設工)(補正・明許)外と芽室川西地区西美栄幹線用水路美栄西六線工区外一連工事の現場見学会に行きました。その様子をお伝えします。
1日お世話になる帯広建設業協会の方々にご挨拶し出発です。
萩原建設工業株式会社様の上札内橋架換の現場に到着し、工事現場所長から詳しくご説明いただきました。
実際に、この現場のBIM/CIMモデルをARで体験しました。
続いては、株式会社平田建設様の西美栄幹線用水路の現場を見学しました。こちらは農業農村整備の現場でした。北海道開発局帯広農業事務所の方からご説明をいたいた後、3ヶ班に分かれ体験学習をさせていただきました。
杭ナビ体験では、それを用いた丁張の設置方法をご説明いただきました。
ICTを用いた建設機械のご説明をいただきました。
農業農村整備事業と建設業界の現状についてご説明いただきました。
学校へ帰着後、生徒代表より謝辞を述べました。
1年生にとっては大変有意義な見学会となりました。大変ありがとうございました。
(環境土木)学校訪問・見学会実施 芽室中学校PTA
9月18日に芽室中学校PTA保護者22名と教職員2名の方が学校訪問されました。その様子をお伝えします。
学科の紹介パネルの説明と実習などの様子の動画を紹介しました。
今回は、3年生の女子が担当し、説明を行いました。
本校のことを知っていただく良い機会となりました。ありがとうございました。
(環境土木)2年生環境学習
9月18日、2年生の環境学習を行いました。
十勝川音更川合流点下流左岸高水敷へ到着し、本実習の説明を受けてヤナギの生育モニタリングを行いました。
河川敷にヤナギが増えると増水時に流れをせき止め洪水の原因となります。簡易な方法でヤナギの再樹林化を防止する方法を検証します。
今年度から年2回のヤナギの刈り取りを3年間継続的に行うことにより、ヤナギの再樹林化をどのくらい抑えられたかを検証することがこの実習の目的です。
各班自分たちの担当区画のヤナギの胸高直径を測定し、ヤナギの生育本数を記録しました。
最後に、生徒代表より謝辞を述べ本日の学習を終えました。
2年生次回の環境学習は、タンチョウの給餌場づくりを行います。
(環境土木)1年生環境学習(河川測量)
9月16日に1年生環境学習の一環で河川測量が行われました。その様子をお伝えします。
実習地である相生中島ワンドに到着し、実習の注意事項を確認し5班に分かれて測量を開始しました。
ウェーダーとライフジャケットを装着し、各班に分かれて河川測量を開始しました。
この測量はワンドの河床の形状を把握するために、横断的に行います。
午後も更に測量が続きました。このような大規模な測量は初めての経験ですが、しっかりとこなしていました。
最後に生徒代表より、感謝の意を述べ無事実習を終了しました。
次回は、11月に今回の測量成果を検証します。大変ありがとうございました。
(環境土木)1年生地域防災訓練
9月11日、環境土木科1年生は宮坂建設工業株式会社様主催の第33回地域防災訓練に参加しました。その様子をご覧ください。
本校を出発してからは15分程度で会場に到着です。
上の写真は、土嚢(どのう)を作って運んで積み上げる水防訓練を帯広農業高校1年生のみなさんと競技方式で体験させていただきました。
新聞社の方から取材があり対応させていただきました。
地震体験車の試乗では笑顔が出ておりますが、「実際に起きたことを想像すると恐怖です。」と感想を言っております。
昼食は炊き出し訓練で作った、うわさの宮坂カレーです。みんなが楽しみにしていた宮坂カレーは、うわさ通り大変美味しかったです。ごちそうさまでした。
昼食後の自由行動もご紹介した以外にもさまざまな体験ブースや展示があり勉強をさせていただきました。
最後は宮坂建設工業株式会社の宮坂社長よりお話をいただき学校へ戻りました。帰校後はこの日のレポートを書いて提出です。宮坂建設工業株式会社のみなさん、ありがとうございました。
(環境土木)令和7年度インターンシップ②
令和7年度インターンシップの様子の続きを掲載いたします。
東光舗道㈱様では、アスファルトプラントの見学を行いました。
東和工研㈱様では、農業用排水路の現場を見学し積極的に質問していました。
植村土建㈱様では、CADの実習を行っていました。
萩原建設工業㈱様では、魚礁設置工事の現場を見学していました。
栗林建設㈱様では、道路工事の現場で杭ナビを用いて丁張測量を行っていました。
加藤建設㈱様では、覆道補修工事の現場を見学しました。
北王コンサルタント㈱様では、魚礁設置工事の説明を受けていました。
多くの方々にご協力いただき、無事にインターンシップを終えることができました。貴重な体験を通して、自分たちが将来携わる仕事がどのようなものであるかを感じることができ、進路希望を考える上で大変参考になりました。ありがとうございました。
(環境土木)R7中学校教員および3年生保護者説明会2
9月10日も中学校教員および3年生保護者説明会が行われました。その様子をお伝えします。
10日は2年生女子3名が担当しました。動画の説明をしっかり行っていました。
引き続き、パネルの紹介も行いました。新聞に取り上げられた内容を説明しています。
保護者の方からの質問もあり、てきぱきと答えていました。
9日同様に、進路選択の一助になれば幸いです。
(環境土木科)令和7年度水文観測講習会
水位観測データは河川の防災や利水計画に欠かせない基礎情報であり、その重要性を学ぶため環境土木科3年生は9月8日に水文観測の講習会を受講しました。
帯広開発建設部様と株式会社北開水工コンサルタント様からご挨拶と流量観測実習のご説明をいただきスタートしました。
流量観測について40分程度の事前説明を受けたあとは、いよいよ現場に向けて出発します。
売買川左岸に到着し、実習開始です。
上の写真は測量機器を用いて低水流量観測の計算に必要な情報を計測しています。
上の写真は投下した浮子が一定区間の距離を流下するために要した時間を計り、高水流量観測の計算に必要な情報を計測しています。
帰校後は、観測データの計算や処理の方法を学びました。
最後に終日ご指導いただいた方々に生徒代表より感謝の気持ちをお伝えして終了しました。
充実した内容の実習を計画していただきありがとうございました。
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