環境土木科からのお知らせ

環境土木科より

(環境土木)第25回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会 測量競技部門の様子

8月4日5日の2日間、令和7年度(2025年度)第25回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会(測量部門)が本校を会場に行われました。その様子をお伝えします。

グラウンドに大きな5角形を作成し、そこで競技を行います。それぞれの学校が5角形の内角を測定し、その精度を競います。測量する外業とその値を計算する内業のふたつの競技で行います。

土木系学科の生徒が日頃の測量実習の成果を発揮するために実施される競技です。各学校は3名の代表を選出し11月に開催される全国大会出場を目標としています。この画像は据付の様子で、1分半くらいで据付ます。据付の速さ・正確さも審査の対象です。

大会結果は、北海道北見工業高等学校が最優秀となり11月に高知で行われる全国大会に出場いたします。

 

 

 

(環境土木)令和7年度第一回体験入学の様子

8月30日に令和7年度第一回体験入学が行われました。その様子をお伝えします。在校の2年生が実習内容の説明を行いました。「コンクリートの強さを調べてみよう」と「川を流れる水の量を測ってみよう」の様子をご紹介します。

まず、「コンクリートの強さを調べてみよう」の様子です。 

 

 

圧縮強度試験を行い、どのくらいの力に耐えられるか計算し理解していました。

 

次に「川を流れる水の量を測ってみよう」の様子です。

川を流れる水の量(流量)を正確に知るために、最初に浮きを使って一定距離を移動する時間を計り、流速を求めました。流量は流速に断面積をかけると求めることができます。

 

次に流速計を用いて流速を測定しました。

浮きと流速計それぞれで求まった流速を用いて、流量を求めました。流量は若干違いましたが、どうしてその違いが出るのかも学習し実習を終えました。

今回の体験入学が、進路選択の一助になれば幸いです。第二回体験入学も行われますので是非参加してください。

(環境土木)令和7年度体験入学準備の様子

8月30日に第一回体験入学が行われます。その準備の様子をお知らせします。

今年度は実施時期を1月半前倒ししたので、温かい時期ということもあり「川を流れる水の量を測ってみよう」というテーマを設置しました。

浮きを使った流量測定のリハーサルの様子です。

次に流速計を使用する流量測定のリハーサルの様子です。

当日は、本科の二年生が説明を行い、実習のサポートをします。中学生の皆さん期待してください。実際の体験入学の様子も週明けにアップロードいたします。そちらもぜひご覧ください。

(環境土木)1年生対象 建設業三者説明会

7月22日に1年生対象の建設業三者説明会が行われました。その様子をお伝えします。

 

 最初に「十勝建設産業の未来を考える会」座長の北海道十勝総合振興局の方からご挨拶をいただき、続いて学校長からの挨拶の後、説明会が始まりました。

 

そもそも建設業三者とは何かというご説明をいただきました。

  

「道路ができるまで」を題材に、まず発注官庁様の役割や仕事内容についてご説明いただきました。

 

次に建設コンサルタント様の役割や仕事内容についてご説明いただきました。

 

次に建設会社様の役割や仕事内容についてご説明いただきました。

 

質問時間では、鋭い内容から素朴な内容まで多くの質問が出されました。

例年になく、たくさんの生徒が質問しました。

それぞれの質問に丁寧にお答えいただきありがとうございます。

 

最後に生徒代表から感謝の意を述べ、本日の全日程を終了しました。

1年生はまだ建設業のことをほとんど理解していないので、今日の説明会は大変有意義なものとなりました。

大変お忙しい中ありがとうございました。

(環境土木)株式会社平田建設現場見学会

7月17日株式会社平田建設様のご厚意により、2年生対象の現場見学会が行われました。その様子をお伝えします。

開会式後、座学講習を行っていただきました。

若手社員による座談会が行われました。若手社員は4名が本学科の卒業生です。

VR体験は実際の現場で起こりうる危険な出来事を、疑似体験することができます。卒業後、多くの生徒が建設業に就く本学科として、在学中から安全に対する意識を高めることができることは大変ありがたいです。

バックホウシミュレーターを行っています。生徒はすぐに使いこなしていました。

午後は屋外の現場に移動し最新の機器を体験しました。

UAV操作を行っています。女子生徒の操縦が上手だったそうです。

ICT建設機械の操作を行っています。

GNSS測量を行っています。

AR及び快速スキャンで土量計算を行っています。

杭ナビ体験の説明を受けています。

電子レベルの操作を行っています。

最後に生徒を代表して、感謝の意を述べました。

座談会、シミュレーター、現場体験実習など今後の学習に大変参考になる見学会を催していただき、2年生は建設業に関する興味関心がさらに深まっていくことと思います。大変ありがとうございました。

 

 

(環境土木)髙堂建設株式会社より測量機器寄贈

7月4日に髙堂建設株式会社様よりトータルステーション1台を寄贈していただきました。

髙堂建設様が、本校の教育活動に貢献されたいという意向により来年度迎えられる創立70周年事業の一環として、今回の仕儀となりました。

 

校長が感謝の言葉を述べました。

代表取締役社長髙堂匠美様より、ご挨拶をいただきました。

これでさらに充実した実習を行うことができます。

 

 

最後に生徒代表から感謝の意を述べました。大切に使用させていただきます。

 

(環境土木)豊成小学校訪問見学会

7月2日、豊成小学校の皆さんが本校へ見学に来てくれました。

 

児童のみなさん17名が4名の先生に引率されての来校です。

今回は環境土木科の学習に重要なコンクリートのお話をさせていただきました。

コンクリート製品の原料に興味を示してくれます。

完成したコンクリート製品はどのくらいの強度があるのかをクイズ形式で問いかけると児童のみなさんからは様々な回答が返ってきます。

早速、圧縮強度試験を行う試験機で試供体が破壊するまで力を加えます。

 

児童のみなさんは真剣に見てくれるので大変うれしく思います。

 

破壊した試供体にも興味を持ってくれました。

最後は代表の児童さんから、しっかりした丁寧なご挨拶をいただきました。

ありがとうございます。

豊成小学校児童のみなさん、また来てくださいね。

 

 

(環境土木)地域防災授業

6月30日、環境土木科3年生は北海道開発局、十勝総合振興局、帯広市の方々をお迎えし地域防災についてのお話をしていただきました。

 

内容は、私たちの住む地域を流れる河川における災害や、それについての防災とその防災体制についてです。

 

講師の方たちからは地震などの災害時の映像や資料をとおして防災やその防災体制について学びました。

 

生徒たちは、防災への関心を高め、日頃から家族などとも話し合う機会を持ち、災害時は他者とのつながりが大切なことを学びました。

 

講師の皆様、貴重な時間をありがとうございました。

 

(環境土木)わくわく土木フェスタ帯工実習公開・土木体験の様子1

6月21日にわくわく土木フェスタ帯工実習公開・土木体験がダイイチ白樺店において開催されました。その様子をお伝えします。

文鎮づくりの様子です。大変盛況で最も体験者数が多かったです。

ミニバックホーの体験です。ちびっ子たち限定でしたが、多くの体験者がいました。

ホイールローダ試乗も人気があり100人を超える参加者がいました。

測量体験は、測量機器から何が見えるかを体験しました。

ドローンサッカーとVR体験の様子です。動画でご覧ください。

最後に閉会セレモニーを行い、お世話になった方々より一言ずついただき、また、生徒代表より感謝の意を述べました。

期待以上に盛況で、行ってよかったと参加者全員が感じました。また機会があればぜひこのような催しを行いたいと考えています。大変ありがとうございました。

追伸 北海道新聞(6月22日付)と十勝毎日新聞(6月24日付)に関連記事が掲載されましたので合わせてお伝えします。

 

 

 

(環境土木)わくわく土木フェスタ帯工実習公開土木体験開催のお知らせ

6月21日(土)10時~15時にわくわく土木フェスタがダイイチ白樺店で開催されます。文鎮づくりや土木をテーマにした動画、ドローンサッカー、ちびっこ対象のミニバックホー体験などわくわくどきどきのイベントです。是非ご来場ください。環境土木科の生徒が大勢でご案内いたします。お待ちしております。

(環境土木)2年生環境学習水生動物調査

6月12日に2年生環境学習が行われました。その様子をお伝えします。

相生中島地区札内川合流点ワンドにおいて水生動物調査を行いました。

出水により頻繁に形状が変化するワンドの環境において、1 年生が測量を実施して地形を把握します。2年生がその場所で水生動物採捕調査を実施することで、地形と生物の生息状況の結びつきを把握することを目的としています。 

3班に分かれて調査を行いました。

学校から現地に向かい、全体的な説明を受けました。

水生動物を10分間という制限時間で採取しました。

採取した場所の水深を計り記録しました。

 

 水生動物調査は定量的調査(数量調査)と定性的調査(種類調査)を行いました。

水生動物の種類ごとに大きさや重さを計測しました。 

トゲウオやウグイの数量が多く、その他にフクドジョウ、カジカ、モノアラガイ、ウチダザリガニ、ヤツメウナギなどが採取されました。

 

最後にお世話になった方々に、代表して学級委員長が感謝の意を表し終了しました。

 

生徒の一生懸命な様子と楽しそうな様子が、大変印象的でした。

今春3月の卒業生も河川管理者として駆けつけてくれました。

有意義な学習をさせていただき、大変ありがとうございました。

(環境土木)1年生札内川ダム見学

6月3日に1年生は札内川ダムに行きました。その様子をお伝えします。

管理支所で説明をしていただきその後ダムの見学に行きました。

ダムの見学を楽しみにしていた1年生は熱心に説明を聞きながら、見学をしていました。

堤体内で説明も行っていただきました。

最後に全員で集合写真を撮影し、ダム見学を終えました。

北海道開発局、十勝川中流部市民協働会議、札内川ダム職員の皆様、1年生40人は初めて巨大コンクリート構造物を見学し多くのことを学びました、ありがとうございました。

(環境土木)令和7年度1年生屋外実習開始

5月13日に1年生の屋外実習が始まりました。その様子をお伝えします。

 

最初に前庭で、測距の指導を受けました。

 

歩測により約70mの間隔で測点を打設します。

初めての屋外実習で最初は戸惑うところも多かったようですが、全体として内容をしっかりと確認できた様子でした。実習の心得や野帳の提出方法などを最後に確認し終了しました。

緊張感を持って実習をしっかりと取り組んでいた様子が印象に残りました。

(環境土木)建設業三者説明会

5月12日に建設業三者説明会が行われました。その様子をお伝えいたします。

開会式が行われ、その後、施工会社、建設コンサルタント、発注官庁の三者に分かれ説明を聞きました。

施工会社のブースの様子です。質疑応答も「苦労した点は何ですか」「一人前になったと感じたのはいつ頃ですか」など具体的な質問がされました。

建設コンサルタントのブースの様子です。建設コンサルタントの仕事内容についてより具体的な話がされていたため特に真剣に聞いていました。女性技術者が多いのも特徴と感じました。

発注官庁のブースの様子です。先輩方からのアドバイスもあり公務員希望者には大変参考になったようです。

閉会式では、生徒代表より感謝の言葉を述べました。就職活動も間もなく始まるため、生徒たちにとって大変参考になった説明会でした。

全体の会終了後、女性部会が開かれました。全員土木技術職を希望しているので参考になったと思われます。

大変有意義な説明会をありがとうございました。

 

 

(環境土木)令和7年度卒業生就職者講話

5月7日に卒業生就職者講話を行いました。その様子をお伝えします。

卒業して2年目の先輩方に発表していただきました。「コミュニケーションの取り方に苦労した。」「先輩方は分からないことを聞くと親身になって教えてくれる。」「メモをとる習慣を身に着ける。」「学生生活に悔いを残さない。」「友達は今から作っておかないと社会人になるとなかなか出会いがない。」など赤裸々なメッセージも含めて貴重なアドバイスをいただきました。

 

1年生から3年生まで長時間真剣に聞いていました。積極的に質問もしていました。今後の進路選択の参考になったと思われます。業務多忙の中、プレゼン資料のご準備など大変ありがとうございました。

(環境土木)令和7年度2年生実習開始

4月10日に今年度初となる実習、セオドライトの据付けを行いました。

天気も良く最高の実習日和となりました。

初めて行うセオドライト(トータルステーション)の据付けで少々苦労した様子です。

徐々に作業がスムーズに進みます。

半年ぶりの屋外での実習でしたが、一生懸命行っていました。

(環境土木)遊佐組より測量機器7台が寄贈されました。

4月1日に池田町の株式会社遊佐組様より測量機器7台が寄贈されました。

レベル2台、セオドライト2台、トータルステーション3台を寄贈していただきました。

本校では高価な測量機器をなかなか更新することができず、日常の実習で苦慮している様子をみて株式会社遊佐組様のご厚意で寄贈していただきました。

一個班を少人数で行うことができるため、効率よく実習ができることになりました。

感謝申し上げます。大切に使用させていただきます。

大西校長(左)と遊佐代表取締役(右)

なお、4月3日付の十勝毎日新聞、4月10日付の北海道通信に掲載されていますのでお知らせいたします。