閲覧者数
2 0 7 2
電気科

 昔は、電気が自由に使えなかったので、今のような文化的な生活ではありませんでした。電気は文化的な生活を送るためには必要不可欠なものです。寒いときには暖房(電熱)をし、暗いときは明かり(電灯)をつけ、重いものがあればモーター(動力)で動かし、教養・娯楽にはラジオ・テレビ(通信)をつけます。もちろん、コンピュータを中心とした自動制御機器も電気技術を応用したものです。
 これらの電気の基礎的な知識と技術・技能を身につけることを目標としています。

授業内容

1年目
 電気の基礎を中心に実習します。
2年目
 基礎的な分野からさらに深く実習します。
3年目
 応用実習をし課題研究では自ら課題を決め取り組みます。

 

 

 

科目 学習内容

工業技術基礎

実習

工業技術の基礎を身に付け、実際に実験実習機器類を使用して、電気現象の観察、電圧・電流などの測定をしたり、パソコンの操作や制御・電気工作・工事等を通して、体験的に電気を理解します。
課題研究 各自、興味関心のあるテーマを選択し、調査・製作を行います。
製図 製図一般の基礎的事項を身につけるとともに、電気機器の製作図や設計、電気設備の配線・接続図を描きます。
工業数理基礎 具体的な事柄を数理的に、実際的に処理する基礎的な力を養います。
情報技術基礎 社会のあらゆる分野で利用されているコンピュータの役割を理解し、コンピュータのハードウエア・ソフトウエアに関する基礎的な知識と技術を学びます。
電気基礎 直流回路、静電気、磁気そして交流回路などの基本的な現象や性質、さらに諸量の計算の仕方について学習します。
電気機器 モーターや発電機、変圧器などの電気機械について学習します。
電力技術 電気の発電・送電・配電について学習し、照明や電熱、化学工業、電気鉄道などの仕組みや利用について学習します。
電子技術 主に電子現象や働き・応用などについて学び、トランジスタやIC、コンピュータのしくみなどについて学習します。半導体の学習もしています。
通信技術 電波の性質やアンテナ、無線通信の方法について学びます。
キャリア教育への取組

 電気科では、各種資格試験への挑戦、現場見学、二年次でのインターンシップを通してキャリア教育を行っています。

検定・資格 取得可能な資格
計算技術検定 全国工業高等学校長協会
危険物取扱者 消防試験研究センター
第1種電気工事士 経済産業省
第2種電気工事士 経済産業省
品質管理検定3級 日本規格協会
品質管理検定4級 日本規格協会
2級電気工事施工管理技術検定 国土交通省
二級ボイラー技士 厚生労働省
消防設備士 消防試験研究センター
第1種陸上特殊無線技士 総務省
卒業後得られる資格

第2級陸上特殊無線技士

(卒業時に申請し取得可能)

総務省

第3種電気主任技術者

(卒業後実務経験3年で申請取得可能)

経済産業省
電気科からのお知らせ

電気科より

(電気科)第1回意見交換会

 2月14日、十勝電気工事共同組合様と2年電気科34名と意見交換会を実施しました。

 6グループに分かれ、各企業様への質問や社会で必要とされる人材は…など

 各グループ活発な意見交換をしていました。

十勝電気工事業共同組合様、ご参加いただいた企業様、誠にありがとうございました。