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工業技術部

顧 問   竹 川  平 良
部 員   54名
 

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2022/10/06

(工業技術部)4年ぶり全国へ 北海道高等学校ロボット競技大会入賞

| by 教職員30
 令和4年8月26日(金)~27日(土)に北海道札幌琴似工業高等学校で実施された「北海道高等学校ロボット競技大会」に、本校から「十勝のつばさ号」と「十勝の大地号」の2台が出場いたしました。
 北海道大会では全道の工業校校より14チームが参加しました。その中で第2位、第3位に入賞し、10月15日(土)~16(日)に青森県弘前市で開催される「全国高等学校ロボット競技大会」への出場権を獲得いたしました。

 前回全国大会に出場したのは4年前の山口大会が最後になります。
 山口大会出場以降、よりレベルの高いロボットの製作を目指し、取り組んで参りましたが、翌年の令和元年度は
競技開始前にロボットが急遽動作しなくなり原因不明のトラブルで非常に悔しい思いをしました。
 
 今回大会に出場するロボットは4月より2チームで製作を行って参りました。思った通りに動かなかったことや、動かす度にトラブルが発生するなど、課題が数多く見られた製作過程となりましたが、両チームともその度に皆で話し合いをしながら原因を探求し、一つ一つ自分たちの自慢のロボットに仕上げていきました。

 入念な準備をして北海道大会に挑みましたが、大会に出場して初めて気付いた課題や、本番での独特なプレッシャーなど、辛かったところもありました。それでも、練習してきた成果を出し、難しさを乗り越えて、入賞することが出来ました。
 コロナ感染症の影響で令和2年度、3年度の2年間全国大会が実施されなかったため、リベンジを果たす機会を待っておりましたが、4年ぶり全国大会の出場権の獲得いたしました。
 全国大会では、これまで練習してきた成果を発揮できるようしっかり準備して挑みたいと思います。
 全国大会では全国96校の代表チームと対戦し、人としても技術屋としても一歩成長して戻ってきたいと思います。

=大会成績 全道14チーム参加 北海道全国出場枠【4】=
第1位 北海道富良野緑峰高等学校 麒麟     123点
第2位 北海道帯広工業高等学校 十勝のつばさ号 117点
第3位 北海道帯広工業高等学校 十勝の大地号   68点
第4位 北海道札幌国際情報高等学校 ぷんぷん   50点
第5位 北海道札幌琴似工業高等学校 Spider crab  27点
















14:33
2019/02/22

(工業技術部)2018年度ミスミ学生ものづくり支援団体に選ばれました

| by 教職員30
 工業技術部はこの度、株式会社ミスミグループ様でおこなわれている学生支援プログラムである「2018年度ミスミ学生ものづくり支援」に応募し、支援団体に選ばれました。
 このプログラムは、株式会社ミスミグループ様が「次世代のものづくり人材育成への貢献を目的」として実施されているもので、「取り扱い商品を良いものづくりの活動のために」という趣旨でご提供いただけるというということになりました。
 工業技術部において今後必要とされるものを慎重に検討し、50,000円分もの工具や材料などをご提供いただきました。大切に使用させていただき、今後の活動に役立てさせていただきます。
 本当にありがとうございました。








16:02
2019/01/15

(工業技術部)ジャパンマイコンカーラリー2019全国大会

| by 教職員30
 ロボット競技班では、平成31年1月12日(土)13日(日)に東京都八王子市にある「日本工学院八王子専門学校」で行われた「ジャパンマイコンカーラリー2019全国大会」に3E江藤温志君が参加しました。

 出場部門である「画像処理Class」は、今年度から創設されたもので、北海道予選では5台中3台が完走、成績第1位の江藤温志君が全国大会の出場権を獲得しました。
 全国大会では、全国8地区の地区予選で推薦された代表者1名ずつ合計8名が集まり、競技が行われました。

 「画像処理Class」とは、CCDカメラで取得した画像データを解析し、マイコンカーコースの情報をデジタル信号に変換することでコースの状況を判断し、自動制御で走行させるというものです。画像処理技術は、既に自動車の自動運転技術やAI技術に組み込まれるなど社会で実用化されているものが多く存在しており、今後も発展が期待されている技術です。
 これまでのマイコンカーと異なる点は、マイコンカーコース情報の取得方法です。これまでのマイコンカーは電子部品で構成されるセンサによって、コースの情報を直接取得しているため、情報を可視化出来るなどの利点がありました。一方画像処理は、カメラで画像した情報からデジタル信号に解析を行うなど多くの処理が必要になるため、マイクロコンピュータに高い性能が求められることや、明るさやカメラのピントによっても取得情報に差が生じるため、これまでと変わった調整が必要となります。



 1月12日(土)大会前日は試走調整を行いました。細かい調整を行ってきた学校と環境が異なり、コース上の照度とカメラの感度の調整に苦労しました。90分間の調整時間が与えられましたが、調整時間めいっぱい使い大会に備えました。
 13日(日)の大会当日は受付から30分後の競技開始ということもあり、時間がない中での事前調整でしたが、落ち着いて準備を行うことが出来、競技本番に備えました。
 確実に完走することを目標に、1回目の競技では確実に完走出来るプログラムで出場しました。出走順は1番目で緊張しましたが、39”45のタイムで無事完走することができました。1回目の競技を踏まえ2回目は準備していた早いスピードで出走させ、2回目の競技は36”99でタイムを縮め完走させることが出来ました。
 全体の結果は、出場全8校中完走は4校、完走率は50%でした。競技2回とも完走出来たのは本校を含め2校のみでした。新しい競技ということもあり、調べることが非常に多く苦労しましたが、地道に取り組んで来た成果を余すことなく全て出し切ることが出来、好成績を残すことができました。
 本校の結果は第1位とタイム差は0.84秒で第2位でした。新しい競技であるため、今後も改良の余地が多く残されています。また、この結果は意味のあるものだと思います。後輩の皆さんには先輩の取り組んできた技術を受け継ぎ、第1位のタイム差を縮め、越せるよう頑張って欲しいと思います。



ジャパンマイコンカーラリー2019全国大会「画像処理Class」結果
第1位 岐阜県立可児工業高等学校 櫻井佑威 記録36”15
第2位 北海道帯広工業高等学校  江藤温志 記録36”99
第3位 山形県立酒田光陵高等学校 庄司尚輝 記録39”25
第4位 広島県立呉工業高等学校 池原 遼 記録43”24
     愛媛県立松山工業高等学校 前田怜志 コースアウト
     大阪府立城東工科高等学校 橋本 駿 コースアウト
     鹿児島県立鹿児島工業高等学校 東 玲生 コースアウト
     石川県立金沢北陵高等学校 中島祐太郎 コースアウト 


 今年度の3年生の取り組みはここで全て終了になります。3年生の皆さんお疲れ様でした。

13:36
2018/12/28

(工業技術部)平成30年度 ジャパンマイコンカーラリー北海道地区大会

| by 教職員30
 ロボット競技班は、12月9日(日)に北海道苫小牧工業高等学校で行われた「ジャパンマイコンカーラリー2019北海道地区大会」に参加しました。

 マイコンカーラリー大会は大きく3つの部門に分かれます。
 ①AdvancedClass(経験者向け) 7名参加
 ②BasicClass(初心者向け) 6名参加
 ③画像処理Class(今年度より創設) 1名参加
 今年度は①AdvancedClass、②BasicClassともに車体の規格を統一し、特にAdvancedClassの車体は約1年かけて製作し、走行データの検証を行いながら調整を行いました。今年度から創設された③画像処理Classとは、カメラの画像データをデジタル信号に変換することでコースの状況を判断しながら自動制御で走行させるというものです。
 マイコンカーは車体が完成しただけでは走らせることはできません。プログラミング技術も大きく影響します。完走させることはもちろん、少しでも早いスピードで走行するよう大会に向けて取り組んできました。
 前日の試走を有効に活用し各自調整を重ね、大会本番に臨みました。製作当初より目指してきた全員完走には至りませんでしたが、①AdvancedClass、②BasicClassとも過去最高の成績を収めることができたほか、③画像処理Classでは1位の成績を収めることができ、1月13日(日)に東京都八王子市の「日本工学院八王子専門学校」で行われる全国大会への出場権を獲得することができました。
 現行の大会規定になってからは初めての全国大会です。全国でもよい成果を挙げられるよう頑張ります。


平成30年度 ジャパンマイコンカーラリー2019北海道地区大会 大会結果

 ①AdvancedClass 参加台数43台(内本校7台) 完走率30.2%
 
 
  ・3E中村 15”72(第9位) ・2E五十嵐 16"55(第11位) ・3E江口 17”07(第12位)
  ・団体の部 第3位
 ②BasicClass 参加台数48台(内本校6台) 完走率41.7%
  ・1A坂 25”35(準優勝) ・1E本田 28"26(第11位) ・1E吉田 29”41(第13位)
  ・1A木本 29"76(第14位) ・1A田之島 30”94(第17位)
 ③画像処理Class 参加台数5台(内本校1台) 完走率60.0%
  ・3E江藤 30”02(第1位 全国大会出場)




11:55
2018/12/28

(工業技術部)第26回 全国高等学校ロボット競技大会

| by 教職員30
 ロボット競技班は、10月22日(日)に山口県周南市にある「キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター」で行われた「第26回全国高等学校ロボット競技大会」に出場しました。

 8月26日(日)に行われた北海道予選入賞から約2ヶ月間、全道大会で出た課題の修正、ロボットの機構の充実と安定性を目指し、大会での目標点数を「350点」として約2ヶ月間調整を行ってきました。そして私たちにとっては、初めての全国大会出場となるため、全国大会の舞台では自己ベストの成績を残すことを意識して大会に臨みました。

 大会前日の公式練習では思うようなロボットの操縦が出来ず、結果が得られませんでしたが、それが私たちの緊張感を高めるために功を奏し、大会当日の予選では「330点」の得点を挙げることが出来ました。大会での待機時間が長かったことで、ロボットのポテンシャルが落ちてしまったこともあり、大会で得点目標としていた「350点以上」を達成することは出来ませんでしたが、3分間の競技では練習通りのロボット操縦をすることができました。
 129チームの予選が終わり、予選の結果は40位。上位48校の決勝トーナメントに進むことがができました。決勝トーナメントは対戦形式となるため、得点上位が2回戦に進むことができます。決勝トーナメント1回戦では予選の時の課題をクリアにしてベストな操縦をすることが出来ましたが、相手チームの得点は本校の最高点数を上回る点数だったことで、私たちの敗戦となり、今年度の私たちのロボット競技はここで終了となりました。

 大会ではその他全国の強豪チームと沢山の交流も図ることができ、技術やアイディアを学ぶことができました。これまでロボット競技を通じて学んだことや得た経験を今後に活かして行きたいと思います。応援ありがとうございました。

第26回 全国高等学校ロボット競技大会 大会結果
 (129チーム参加)
公式練習 得点 60点 順位第99位
予選    得点330点 順位第40位
決勝T   1回戦敗退



10:48
2018/09/18

(工業技術部)平成30年度 北海道高等学校ロボット競技大会

| by 教職員30
 
 ロボット競技班は、8月26日(日)に北海道札幌琴似工業高等学校で行われた「平成30年度北海道高等学校ロボット競技大会」に出場しました。

 この大会は10月21日(日)に山口県で行われる「第26回全国高等学校ロボット競技大会」の北海道予選も兼ねており、入賞上位5チームに全国大会出場権が与えられます。私たちはこの5位以上入賞を目標に製作に取り組んで来ました。

 大会では得点目標としていた「210点以上」を達成することができ、準備段階から地道に取り組んで来た成果を本番で示すことができました。その結果、5位入賞を果たすことが出来、10年ぶり2回目の全国大会出場を達成することが出来ました。

 大会までの間、これまでの課題を丁寧に修正し、全国大会に臨みたいと思います。


平成30年度 北海道高等学校ロボット競技大会 大会結果
 (11校17チーム参加)
第1位 北海道旭川工業高等学校「R4」 430点
第2位 北海道札幌琴似工業高等学校「真琴」 410点
第3位 北海道旭川工業高等学校「爆速先輩」 350点
第4位 北海道紋別高等学校「トリコモナスバッカル」 290点
第5位 北海道帯広工業高等学校「十勝の大地号」 210点

  


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